水戸商工会議所が運営する「水戸まちなかファンクラブ」 本ブログではファンクラブ通信だけではお届けできない生の情報をお知らせします。 たまにスタッフの独り言もあるかもしれませんがお許しのほどを・・・。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
FDs
スタッフ古山です☆
一気に秋モードに突入で涼しくなりますね♪

最近、新聞やテレビでたびたび取り上げられている買い物難民というワードをご存じですか?
買い物難民とは郊外型の大規模店との競争や深刻な不況による経営難などから小規模な個人商店が撤退したことによって商店街が衰退したり、大規模店の不況による撤退のために、高齢者らが生活用品の購入に困るという社会現象、または生活用品の購入に困難が生じた人びとのこと(出典:ウィキペディア)ということで、一言でいえばお年よりを中心とした買い物に困っている人々です。

経済産業省など中央政府でも買い物難民への対応策の検討を始めています。水戸でも水戸市中心市街地活性化協議会(事務局:会議所)にて、この問題を扱い、現在対応策をいろいろと検討しているところです。

で、タイトルのFDsですが、これはフードデザート(Food Deserts)を省略したワードです。
フードデザートとは基本的には↑の買い物難民と同様の意味で、欧米で90年代に関心が高まった事例として、貧困層を中心に良質な食料品を買うことができずに、安価なファストフードへ偏った結果、心筋梗塞などが増えた社会問題として捉えられています。

先日、日本におけるフードデザート問題を研究しているキリスト教大学岩間先生にお話しを伺って(正確には会議でお話を伺うための打ち合わせ)きました。

そこで分かった新事実。

これまでの我々の認識では、フードデザート=買い物難民の問題は一言でいえばお年よりが多い地域なのにスーパーが撤退してしまったため需給バランスが崩れたことによる影響であり、であれば、スーパー(もしくはそれに代わる何か)を作れば、問題は解決!!というシナリオでした。
政府が認識している買い物難民も大体はこんな感じでしょう。

しかし、先生曰く、フードデザートは地理的な要因による生鮮食料品店へのアクセス性のほかに貧困やコミュニティの崩壊などの社会的な要因も含まれており、実例としてスーパーが隣接している団地住まいの高齢者層を調査した結果、栄養価がひどく、逆に近くにスーパーがない集落でも近隣との接点(コミュニティ)がしっかりしている人たちの栄養価は高かった。とのことです。

ここまで様々な要因が重なっては、単純にお店が増えればいいとうわけでもなく、総合的な施策が求められますが、この「総合的」というのは非常に厄介でして…。様々な施策が打ち出されても足並みがそろわずに機能しない可能性も高いように思われます。

どういったことに重点を置いて、まず我々が行わなければならないか。慎重に判断するとともに可及的速やかな対応も必要です。

先生の詳しいレポは月間地理の8月号に掲載しています。
5509.jpg
あまり書店では見かけないかもしれませんが、興味がある方は一度どうぞ☆
月刊地理の公式ホームページはこちらより ネット通販も可みたいです★

岩間先生が参加しているフードデザート研究会のホームページはこちらより
スポンサーサイト
コメント
コメント
コメントの投稿
URL:
本文:
パスワード:
非公開コメント: 管理者にだけ表示を許可する
 
トラックバック
トラックバック URL
トラックバック
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。